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自分の話:過去世編・アイスランドの記憶③

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「自分の話:過去性編・アイスランドの記憶①」
「自分の話:過去性編・アイスランドの記憶②」
(これまでの「自分の話」

友人の家に着き、アイスランドのお土産を渡すなどした後、私は早速ここにたどり着くまでにあった不思議なシンクロ・「カラフルな黒人青年」の話を始めた。
そしてその青年がなぜそんなに自分にとって時別な意味を持つのかを説明するために、アムステルダムで道に迷った時のことを話し始めた時だった。
ここから奇妙なことが起こり始める。

話していると、体か少しづつ震え始めた。
話ながら自分の体が震え始めたのを感じて、「あれ?私、どうしたんだろう、、熱が上がり始めたのかな?」と思った。
そのうち、声まで震え始めた。
震え始めの時は友人にも見て見ぬふりをしてもらおう位に軽く考えていたのだが、だんだんと満足に話せなくなってきた。
友人の家の4人掛けのダイニングテーブルが私の震えによって、まるで大きな地震が来る前の小さな地震のように「ガガガ」と揺れだした。
私はここでもう話し続けることができなくなってしまい、「…すいません、なんか私、震えてる…」とだけ言って椅子に座ったままの姿勢で身を硬く縮め両腕で自分の体を抱くような姿勢になってしまった。

この時私は寒かった。ものすごく、ものすごく寒かった。
熱のせいであるのは間違いなかったけど、何だか変だった。何だか奇妙だった。タイミングとか、今日のこととか、いろんなことが。

もはや話すことが出来なくなった私の様子を見て、ヒーラーである二人の友人は即座に体に掛けるものを用意してくれ、隣に座っている友人の方は私の背中をさすって声をかけてくれた。
もう一人の家の主である友人は「良かったら飲んで」と塩の入ったおさ湯を用意してくれた。
私はとてもおさ湯に手は出せなかったけど、そのおさ湯を不思議な感じで見ていた。
何というか、ただじっとその澄んだ色のおさ湯を見ていた。
震えは全く止まらない。

すると不意に家の主の友人が私の向かい側で両手を「パン!!パン!!」と打った。
その時だった。私の肩と頭の後ろから何かのエネルギーがその澄んだ音に慄くかのように後ろにギュイーーンと下がる感覚があった。ギュイーーンと下がったエネルギーは一旦下がったがまるでゴムのようにまた私の元に戻ってきたのがわかった。

何かが憑いていた。
そしてそれはお払いの拍手では到底取れない何か強烈なものだと瞬間的にわかった。
手を打った友人はその後すぐさま私の左横に来て何かを唱え始めた。「カタカムナかな」と思ったけどそれを確認することさえもできない。
どれくらい時間が経っていたのかはわからない。ただかなりの時間そのままガガガと体は震え続けた。
震えは止まらず、私は自分の体の芯から、例えようのない、またこれまでの人生で経験したことのないほどの寒さを体験していた。
その寒さは私を圧倒していく。
絶望的な寒さ。
寒い。寒い。寒い。。圧倒的な寒さ、絶望的な寒さ。。

「寒い。。寒い。。」いつの間にか私は声に出していた。でも声に出すとそれはなんだか自分のものではないような感じがした。確かに自分が感じていることを声に出しているのに、誰かの声を代弁しているかのような感じだった。
すると何かをずっと唱えていた友人が私の頭の上で「しんどかったね。もういいよ。もう一人で抱え込まなくてもいいよ。あなたは自由です。」と言った。
その言葉が上から私の体にしみていき、腹の底からこんな声が上がってきた。
「……苦しい……苦しい…」
苦しい
この言葉が上がってきた後、私の体は少しづつ震えから解放されていった。だんだんと落ち着いてきて、体が温まってきた。
「もう大丈夫です、、びっくりした。。」やっと話せるようになって私は言った。
用意してもらっていたおさ湯を飲むとそのお湯が体にしみわたって心が温かくなった。
右隣でずっと体をさすってくれていた友人は「何だったんだろうね」と言った。
「うん、、。あのね。ずっと赤毛の女の人が見えてたんです。」と私は言った。

友人が手を打った時、ギュイーーンと何かが頭と肩から離れて行ってまた戻ってきた時、2つのビジョンが見えた。
一つは形があいまいな「怨霊」と言ってもいいものだった。
もう一つは「赤毛の女性」だった。
腰の上まである赤毛の髪の背の高い女性だった。赤毛は細かくウエーブしていた。くるぶしまであるスカートは何か分厚い毛糸のような革のような茶色の動物の何かの素材で出来ているようで、白いエプロンのようなものをしていて後ろ向きにすっくと立っていて、顔だけが振り向くようにして後ろを見ていた。
後ろを見ているその眼は青い目をしていて、その青い目が私をしっかりと見ていた。
立ち姿には何か凛としたものがあって、顔は知的で冷静だった。もう一つのビジョンの怨霊のように激しい怒りや怨念などは全く感じない。

ただ目が何かを語っていた。
その眼は私を捉えて離さなかった。でもこの時の私にはこの目が何を語っているのかはわからなかった。

その人は洞窟の中にいた。氷の洞窟の中に。

人は生まれる前に様々なプログラムをその人生に仕込んで生まれてくる。
それはその時の自分の決断によって様々な選択ができるように「オプションA・B・C…」と幾通りも準備されているようだが、どの道を選んだとしてもその人生で辿り着きたい最終ゴールは同じところなのだと、だいぶ前に大天使ミカエルに教えてもらったことがる。
そしてそのたくさん用意したプログラムの中で、ゴールに到達するために特に重要な意味を持つものがいくつかあって、それが作動する時には、特別なサポートが入ると感じている。
今回のことはそういったものに近かったのではと思う。
そしてそういったプログラムが作動する時には、必ずロックを解除するための「アクセスキー」のようなものがあり、それを提示された時、意識の中のロックが解除されプログラムは作動しはじめるのだ。
だけどこの「アクセスキー」は提示されている時にはそれだとは全く気が付かない。ある程度全てが終わった時に初めて「あ~、あれかぁ…」と気が付くのだ。
今回の私の場合のアクセスキーはこの日の前日だった。

つづく。

追伸:
思いのほか長くなりそうなこの話。。
皆さま、今週もお疲れさまでした^^






by atelierkei-0520 | 2018-06-03 22:45 | 自分の話