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じぶんを知ろう♪アトリエkeiのスピリチュアルなシェアノート

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自分の話:過去世編・アイスランドの記憶①

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レイキャビックの報告記事がまだ途中なんだけど、どうもこれを書いてしまわなければ、私の中の「アイスランド」は終わらないようなので、先にこっちを書くことにした。
何というか、これを書いてしまわないと先に進めないみたいな感じというか。
超個人的な話で、読者さんがどこまで興味を持ってくれるものなのかは全く分からないけど、ちょっとダークなファンタジーのような感じで読んでもらえたらなと思う。

「過去世」の話はブログでも時々書いてはいるし、この言葉に興味を持たれる人も多いと思う。
私もスピリチュアルに目覚める前は、もし自分に前世なんかがあるのならそれはどんなだろうとか、今の苦しみは前世の因縁なんじゃないだろうかと思ってみたりして、現実ではどうしようもないように感じていたことの答えをそこが知れたらわかるのではないかと現実逃避のように妄想してみたりした。
ところが、実際に自分の過去世を知ったり、自分で見たりできるようになり、また目に見えない世界の理解が深まっていくと、感じ方が変わってきた。
「過去世は関係ないとは言わないけど、別にわざわざ知らなくてもいい」と思うようになった。
何故なら全ては「現在」と紐づいていて、今この現実をしっかりと生きることで過去を知らずともそこも解決でてしまうし、何よりも「生きる」って今この瞬間のことだと理解できるようになったから。
だから、最近は自分でわざわざ自分の過去世を見にいくことはほぼなくなってしまっていた。
で、今もこの考え方は基本変わっていない。

だけど、だけどなあ。。
本当に不思議なんだけど、この過去世というものが時々自分の中で大きくクローズアップされ、剥がれ落ちていく瞬間が確かにあるのだ。
そしてそのエネルギーの重さ、強さに、自分という存在がどれだけ強く影響を受けていたのかを剥がれていくときに感じてしまうことがある。
先日、アカシックレコードの闇が消えて行くという表現でいろいろと書いたけど、過去世を「アカシャの古いエネルギー」という表現で再認識すると、この不思議な体験の不思議な感覚が少し理解できる感じがしてきている。
今回のアイスランドの件はそんな過去世の不思議を感じる出来事だった。

この旅は始まりは本当に唐突でほぼ「勢い」で始まった旅だった。
友人の口から「アイスランド」という言葉が出なかったら、思いつきもしなかった旅。
でも、振り返ると、この友人の口から「アイスランド」という言葉が出てくる前から、私のアイスランド行はまるで誘導されるがのごとく始まっていたと今は思う。
全ては、帰ってきて1週間後に始まる「高熱体験」の為に私の周りのエネルギーたちが入念に計画し、私がそれを無事終えることができるようにサポートしていたのだ。
そして、何故か私はその個人的な体験をこんなところで書くことで完了すると思っている。

一年ほど前、きっかけはもう忘れてしまったが、何故か映画「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出し、原作が読みたくなった。
スピリチュアルというものに開眼する前は、特にファンタジー好きではなかったのだが、見えない世界に開眼すると、ファンタジーというものの中にはその世界のいろいろなヒントのようなものがちりばめられていることに気が付いて、改めて「スピリチュアル」という視点からそういう有名どころを読んでみたくなったのだ。
ところが、その時私はスーパー忙しく、本を読んでいる暇がなく、いつも心のどこかに引っかかりながらも、「読む」まではいかなかった。
秋ごろになって、友人の口から「アイスランド」という言葉が出てきて、なんかその言葉に飛びついてしまい、あれよあれよと「アイスランド旅行」が決まってしまった。
ただ、この時点では次の年の春ごろという時期もざっくりとした感じで、友人の予定もちょっと流動的だったので、なんとなくまだ現実味はなかった。
年が明けて、時間が出来た時、家族の一人が「ホビット」っていう映画が面白いらしいといった。
「ロード・オブ・ザ・リング」のスピンオフ作品のようだったので、借りてみることになった。
私は「ロード・オブ・ザ・リング」の原作本を読みたかったのだが、あれは長いし、図書館で借りなきゃいけないしといろいろと腰が重くなっていて、とりあえず、じゃあその映画でも見るかという気になった。「ロード・オブ・ザ・リング」よりは軽い子供向けの作品のイメージだったので、まあ借りて欲しいというなら借りてみるか~ぐらいの感じだった。

ところが!なんと私はこの作品をレンタル中に2回も見てしまうくらいにハマってしまったのだ。
とにかくいろんなところが、心に響いて、引っかかって、この後、原作者のトールキンのことや作品のことをいろいろとネットで検索してみることにまでなってしまった。
調べていくとそこにはアイスランドと繋がるいろんな要素が出てきた。
トールキンが北欧叙事詩を参考に作品を書いていたようだという事(「アイスランド」はバイキングの国で北欧に入る。よく間違えられるが「アイルランド」とは全く別。「アイルランド」はアングロサクソンの国。)、作品に出てくる「中つ国」の形がアイスランドによく似ていること。映画の中心となる「ドワーフ」という種族が使う「ドワーフ語」はトールキンが「古アイスランド語」を参考に作った言葉だという事。
そして、映画の中でキーとなる権力者を惑わす石「アーケンストーン」がまるでメキシコオパールのようだったこと。
実は私は2年ほど前から「オパール」がものすごく気になっていて、買いやすく気軽に使えそうなタイプのオパールを買っていた。自分がオパール、オパールと言っていたのはここと関係あるのか?と思ってしまった。
そして、子供の時から家にあるすごく好きで今も大切に持っているペンダントで、私がアクセサリーやジュエリーに興味を持つきっかけとなったペンダントが北欧土産だったことや、「ドワーフ」という種族が金属や宝石を加工する技術を持つ職人集団であるという点もなんだか自分とのシンクロのように感じた。
こじつけのようなところもあるけど、決定的だったのは、しみじみと感慨深くこの映画の2回目を見ていた時、ちょうど3部作の最後の作品を見終わった日の夜、友人から「今からKLMのチケット買って!」と連絡が来たことだった。

このタイミングで連絡が来たことは、私のアイスランド行への思いを決定的なものにした。
「これは…アイスランド行は何か運命的なことに違いない」
「それが何か3次元の私にはわからなくても、きっと行くことに物凄く重要な意味があるにちがいない」
そう思った。
たしかに結果、そうなった。
でも、それはこの時の私のワクワクや清々しさとはかけ離れたもので、この時の私には想像もつかないことだったけど。
もし本当のところを知ってしまっていたら、そんな「もし」はありえないんだけど、私はアイスランドに行っただろうか。
ほんとうに不思議だなと思う。
そうして、振り返って、またも天使の采配の凄さを感じてしまうのだった。

次回に続く


by atelierkei-0520 | 2018-05-31 22:36 | 自分の話