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じぶんを知ろう♪アトリエkeiのスピリチュアルなシェアノート

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自分の話:「欲」でボケツを掘る私①

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今までの自分の話はこちら↓
「自分の話」
「欲でボケツを掘る私①」を読まれる場合は、こちらからお読みください↓
「注意!それ意識が開いちゃってるかもしれませんっていう話①」


この時期の私は見えない世界に夢中になっていた。
いろんなサイトに行ってそこの情報をむさぼるように読んでいた。そして、そこで仕入れた情報を元に自己流瞑想や自己流エネルギーワークなんかをやってみたりしていた。
何故かというと「もっともっと」知りたかったから。
「もっともっと」その世界を感じれるようになりたかった。理解したかった。本当だと思える何か手ごたえのようなものが欲しかったし、それを手に入れることができたなら、もう情けない自分とはおさらばのような気がした。だから、簡単で「今すぐできそう」ってやつを一日何度でもやっていた。

すると、ある日不思議な感覚を体験した。
なんちゃって瞑想をしていると突然「がくん!」となった。そうなったと思ったら、床に横になっている自分の体の感覚が消えていた。
床についている背中、腕、そういった接着面の感覚が全くない。そして私は「私」というエネルギー体が「私」という体の器の中でゆらゆらゆらゆらとまるで舟にでも乗っているかのように揺れているのを感じていた。
こういうことは私には初めてで何か特別なことが起こったと思った。そして次に瞑想する時もそういう状態にならないかと奮闘していた。

そうこうしていると時々、瞑想中やふとした瞬間に全く出所不明の「ビジョン」がさしこまれてくるようにもなった。
例えば、突然どこか外国?の、労働者が利用するさびれた駅のプラットフォームに併設された待合室のようなものの中のビジョンが見えた。中は暗く冷たい感じ。みんな息をひそめて狭い場所にひしめき合っている。
気がつくと私の目線の前に灰色のパーカーを着てフードで頭を隠した猫背の若者の後姿があった。私がその存在に気が付くと、その男はくるっとこちらを向いた。顔はフードの陰で真っ暗なのに目だけがLEDライトのように光っていた。
私に見つかったのがまずかったのか、苦々し気にその場から立ち去るというものだった。
意味は全く分からなかったがとにかく「妄想」のように自分で組み立てていくものではなく、全く意図しない展開のもので、明らかに出所は自分じゃなかった。
またこんなのもあった。
ある日自分の部屋で「疲れた~」と鏡の前で横向きに床に寝そべって目を閉じた。
そのとたん、目を閉じたはずなのに、目の前に自分の部屋が広がっている。「あれれ??」とそのまま見ていると、なんだか部屋の様子がおかしい。
絶対に私が置かないような少女趣味のものが部屋に散乱していて、おまけに部屋の壁がピンクだ。「!?どういうこと!!??」と思って鏡を見たら、なんとそこに映っていたのは自分じゃなかった。
映っていたのは、顔がフグが怒った時みたいにパンパンに脹れた金髪のキューピー人形だった!!
キューピー人形野郎はふてぶてしくも鼻歌を歌いながらご機嫌で私の部屋の今私がいる場所で寝そべっていた。
このキューピー野郎は、私を混乱させるのが目的だったようだ。後でなんと私はこの映像を見せた存在を友達と勘違いすることになる。それはキューピー野郎の仕業の全くの誤解だったのにもかかわらず、その後で起こったびっくりなことでそう思わせられてしまった。
でもこのビジョンを見たすぐ後に後の師匠になる人のセッションを予約していて、それは意図的に「見せられている」もので、いたずらや混乱させて楽しもうとしている存在の仕業であって、友達は関係ないと教えてもらったんだけど、正直あまりピンとはこなかった。
その時にやんわりと、何が起こっているのか教えてもらってはいたんだろうけど、なんせ私の興味はそこにはなかったので、あまり真剣には取らなかった。
それよりも「妄想」ではないビジョンというものが不思議で不思議で、そしてそんなものを見れるってすごいと思っていたのだと思う。

そしてある時、結構強烈に怖い思いをした。
それは興味本位で聞いたある「マントラ」が原因だった。
どこかのブログで紹介されていて、それを聞くと波動が上がるらしく、しかも波動の低いものはそもそも聞くこともできないという。
そう言われるとなんか「チャレンジ」したくなってしまったのだ。
YouTubeの画像を見た時、一番最初に「やばい」と感じた。胸がぐうっとなる感じ。そこでやめとけばいいのに、やっぱりここも「低い波動の人は聞けない」って言葉に対抗してしまったのだった。
その夜は大変だった。今まで体験したことのない強烈な金縛りにあった。本能的に今までで一番「やばい」ということがわかった。怖がったら余計いけない!と思って笑ってみようと思ったとたん、私は笑っていないのに私の声で「あはは」と笑う声が聞こえた。「ぞっ」とした。そしてその後、足の裏からなにか真っ黒なタールのようなものが入ってきた。
ドロドロとした液体の様なものが足の裏から太ももと上がってきて上半身まで差し掛かった。私はもうパニック。
本当に自分ではどうしようもなかった。いつもならこういうタイプは気合で吹っ飛ばせるのに、全く敵わなかった。私はここで初めて心から叫んだ。
「助けて!!助けて!!助けて!!」
タールが胸のあたりまで迫った時だった。私のすぐ横で、細く筋張っているけど筋肉質な、男の人の長い腕が見えた。
そしてその存在から「もう、これはだめだな。しょうがないな。」っていう意思というかそんなものを感じた。
その手がまるで何かコントローラーのようなものを動かしているような動きを見せた。そのとたん黒いタールはぞわぞわぞわ~っと一気にまた足の裏から抜けていった。
起きてぐったり。この時ばかりは隣にいたのかもしれないなんだかよくわからない存在に心から感謝した。本当に自分ではどうしようもなかったから。
しかしこれほど強烈に怖かったのにも関わらず、私はやっぱり自分が「厄介なエリア」のターゲットになりつつあることに気が付かなかった。

2015年の春の私は、様々な不思議体験をしていた。
そして、それらは「そうだったらいいな」って感じのあやふやなものから、「うそやろ、、もう間違いない…見えない世界、信じます!!」っていう強烈で感動的な体験もいくつかあった。
だから、この時期に今考えると明らかに要注意なアクセスがあったにもかかわらず、あまりそれが重要なことだとは思わなかった。全て「たまたま」「偶然」に起こったことだという認識しかなかった。
そしてこうして不思議体験が増えてくると、イタイことに、なんだか自分には何か才能のようなものがあるんではないかって気がしてきた。
だってセッションをしてくれた人(後の師匠)も私の夢の話やその時にキャッチした夢の内容のリアルさや細かさに驚いていたし。
こうやって私は無知にもかかわらずどんどん「不遜」にもなっていった。

でも本当に怖い思いをしたのはこの後。チャネリングを習い始めてからだった。
今思うと、この時期はある程度やっぱり守られていて、全ては高次元がコントロールしていた面もあると思う。きちんとした人にチャネリングを習うようになって、おそらく安全を確保したうえで、「厄介なエリア」とつながるとどうなっちゃうのか、それを体験させられたのだと思っている。
次回はその時の体験話をします。
そうそう、これを書いてて思い出したけど、差し込み型ビジョンにこんなものもあった。目を閉じたとたんアニメタッチの私が使っているスマホが出てきてその上に突然同じくアニメタッチの「モアイ」がどーん!と重なった。そしてそのモアイの口から「むわ~ん」と臭そうな息が出てくるというもので、かなりスマホを馬鹿にされた感じがした。
今思えば、あれは4次元レベルの宇宙人だったのかもね。「そんな古臭い道具でいろいろ夢中になったって無駄だよ、バーカ」みたいな感じだった^^;
これを思い出しても、やっぱり「4次元」の低いレベルと繋がっていたんだね。。
いろいろやらかしてます…。


by atelierkei-0520 | 2017-09-01 22:31 | 自分の話