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じぶんを知ろう♪アトリエkeiのスピリチュアルなシェアノート

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自分の話⑭アトランティスの記憶

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これまでの自分の話↓
「自分の話」
これまでも、結構変な話を書いているけど、ここでの話もまた「大丈夫かな~」と心配されそうな話でもある。
私はこういう話は自分の中で「そんなこともあるのかも」と思うことで、実際の現実を生きる上でちょっと楽しくなったりやりがいを感じたり、今までの窮屈さから脱出できたりすることが大切なことだと思っていて、この話が「本当であるか」ってことを議論したいとは全く思っていない。
そういう意味ではスピリチュアルというものはある種のエンターテイメントと言ってもいいかもしれない。まあ実は高次元から見れば、私たちの人生そのものがエンターテイメントみたいなんだけれど。
だからこの話も「真実であるか」っていう視点で読んでもらうのではなく、あくまで楽しんでもらえたらと思っている。


不思議な導きで受けることになった天使のアドバイスが聞けるセッションは結局4回受けることになってしまった。
3回目のその日は、別の「運がよくなる」系のワークを受けるつもりだったのだが、なんだかやっぱりセッションになってしまった。
始めは不思議な夢の話で「別の世界に行ってしまう」話から、それを「パラレルワールド」というのだとか、その人の不思議な夢の話を聞いたりしていて、こんな夢を見るのは自分だけじゃないんだ~と感心していた。
話がふと途切れた時、「あ、そうだ、このことを聞いてみよう」と思いついたことがあった。

それが「船が沈む夢」についてだった。
ちょうどこの時期の1年ほど前、私は初めて「船が沈む夢」を見た。
私は船の上にいた。屋根が付いている甲板の上にいて、外がものすごい嵐になってきている。叩きつける波やそれによってちぎれたロープが甲板を鞭のように打ち付ける光景。
誰かがその方向から「だめだ!!」みたいなことを言って走ってくる。ふと気が付くと目の前で、小さな子供が親とはぐれたのかわんわんと泣いている。
私はとっさにその子を抱きかかえ、その船から脱出するための別の小さな船に乗り込む。船は私が乗り込んだとたん、すぐにそこから脱出するのだが、振り返ってみたその脱出用の船の窓から見た光景は、船に間に合わなかった人々を波が呑み込んでいく光景だった。呼吸が浅くなっていて、「助かった」とは思わなかった。まるでこの後何が起こるかを知っているかのような、そんな覚悟みたいなものが自分の中にあった。そして次の瞬間、自分が乗っている船もまた波に飲み込まれてしまうのだった。
水に沈んでいく感じ。子供を抱いている感覚。そういったものがとてもリアルだった。そして真っ暗になって目が覚めた。

あまりにもリアルで茫然とした。この夢は当時の私の中でけっこう強烈な夢となったのだが、同時に人には言えない夢ともなった。
何故かというと、その次の日に、実際に現実でフェーリーの沈没による痛ましい事故があったことをニュースで知ることになってしまったからだった。
この夢が「前世」だという感覚はなかった。なぜなら、船は現代のフェリーのような物だったし時代を感じさせるヒントみたいなものがあまりにも少なかったから。これは後から考えると、この記憶があまりにも古いために、現在の私の脳の記憶の中には材料がなかったため、現在の近い記憶のイメージを繋ぎ合わせて表現したのだと思う。
(宇宙の記憶も含めて、あまりにも古い記憶は、脳の表面には存在しないと感じている。そういったことについてはまた別の機会で書きたいとも思う。)
この当時はそんなことは全く分かっていないので、もしかしたら「予知夢」なのかとちょっと怖くもなった。
セッションで教えてもらったのだが、この夢は次の日のフェリーの沈没という出来事のエネルギー的な影響を受けて誘発された夢だったようだ。
なぜなら、現実で起こることはその前にエネルギー的にそちらの世界ではもう実際に起こっていて、それが時間差で現実世界に現れるのが本当の流れなので、私が夢を見たときにはもうエネルギーの世界ではフェリーの沈没は起こっていたようなのだ。
だから似たエネルギーを持つ私の過去の体験がこのエネルギーの影響を受けて浮上したらしかった。

しばらくして、事故の報道もあまりされなくなり現実のいろんなことに翻弄される日々で、この夢のことはあまり気に留めなくなっていたのだが、このセッションを受ける数日前にまた船が沈む夢を見てしまった。今度はめちゃめちゃに壊れた船の木製の瓦礫によって私は小さな空間に閉じ込められていた。
下からどんどん水が上がってくる。がれきの向こう側で男性と女性が私を心配し、必死に「大丈夫か?大丈夫か?」と声をかけている。
私は「大丈夫、まだ大丈夫」と言いながら顎の下まで来た水に何とか口をふさがれないように必死で上を向こうとするが、水は容赦なく上がってくる。
息ができない、、というところで目が覚めた。また呼吸が浅くなっていた。

なんだろうなと思った。よくわからない。でもさすがに多少の違いはあるものの2回も見ると気になってくる。
ということで、その日のセッションで何かわかればいいか~ぐらいの軽い気持ちで聞いてみた。

すると、その人は見えている状況をこう説明してくれた。
「なんだろう、空が、今の空じゃない。。真っ暗、たぶん昼間なのに真っ暗。船も今の技術で作られたものじゃない。今でいう豪華客船みたいな感じなんだけど、全部木で出来ている。今の文明ではなく、もっと前。こんなに古い記憶は初めて見た」
私は反射的になぜか「アトランティスですか?」と言っていた。
その人は「あ、そうかもしれない。この人たちは今よりもずっとスピリチュアル的に高い人たちで、この時何かのミッションの為に集団で移動していたみたい。でもどうもそれをよしとしない別の集団がいて、その人たちに“騙された”と慌ててワラワラしている。。この人たちなんの集団なんだろう。とにかく、自分たちの心配よりもだました人たちの方を心配している。あれじゃだめだよねって」

この話を聞いたとき、何故かこう思った。「あー、そうだった…そうだった…なんか、確かにそうだった…」
だから私は今生きているんだ。この時出来なかったことを今度こそ実現するために。
なんだろう、冷めた私の頭の方は全く理解できていない。けれど心がそう言うのだ。当たり前のように思い出してまぎれもなくそうであったと「知っている」のだ。
そして、この瞬間から私の中で天使うんぬんを「うそだろー、そんなことないよー」と疑うもう一人の自分がいなくなった、というよりも黙ったのだった。
そして私はその後、どういういきさつでそうなったのか覚えていないのだが、「ライトワーカー」という言葉を検索して、辿り着いたその定義を読んだとき、不覚にも泣いてしまうのである。

by atelierkei-0520 | 2017-02-08 10:51 | 自分の話