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前世のについて:人生を繋ぐ②

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前回のつづき
前回↓
前世について:人生を繋ぐ①

私の現在のジュエリー作家という職業は、私の前世である女性の叶えられなかった思いを引き継いで導かれた職業だった。
彼女の満たされなかった思い、その要素を私は今の人生で自分の人生として経験してきた。
親の反対を説得し、時には妥協し、技術を学び、自分で自分の思っているものを形にできる喜び、そして人の要求に答えお金を頂く喜びと、それに関連して起こる不安やプレッシャー。
そんな、当時の彼女がたぶん予想もしなかっただろう、苦労や心労までも今の人生で経験している。
彼女としてはたぶん十分体験したんじゃないかと思う。だからアカシックでこの記憶を見れたと言うことは彼女から引き継いだ「要素」が光に還ったということだと思っている。
そして彼女の人生を知ることができて、もう一つ大切なことに気が付いた。

私の前世には、彼女の前にもっと過酷でドラマチックな人生が多々ある。それらの中には無限ループのようにシチュエーションは違えども、同じパターンを繰り返すものがいくつもあった。
たいていが恵まれない環境に生まれ落ち、そこから這い上がる為に、常に世間を「敵」だと思い「屈辱」を「怒り」というエネルギーに変え生きる人生。
これらの人生は大抵夢で見て思い出すのだが(わざわざアカシックに行って見たいとは思わない記憶でもある)、その時の夢の中での自分の感情にはすさまじいものがある。
のどの奥から炎のように出てくる怒りのエネルギーは全てを焼き尽くすんじゃないかと思うほどだし、目からは血の涙が出てくるような感じがする。
いつも「絶対に許さない」とか「必ず見返してやる」とか「絶対にあきらめない」とかその感情はとにかく激しく強い。
ところが、今の人生では、これらの人生で経験したことに比べるとそんなに人から屈辱的な扱いを受けるという経験は今までほぼないし、もちろん悩みはたくさんあるが、比べようによっては人間関係も恵まれていると思う。
それにも関わらず、時々、自分でもびっくりするぐらいの強烈な感情が飛び出る時があって、自分が持っている感情と現在の状況にとてもギャップを感じていた。
それから、自分で自らこの屈辱を作り出して味わってしまうことが多々あった。
それは自分で自分を責め続けたり、自分をいつまでも「お前はダメな奴だ!」と認めなかったり、必要以上に周りを警戒したり過剰反応したり恐怖を感じることもあった。

自分の持っている感情については、この強烈な前世の数々を思いだして、それが影響していることに納得はしていたのだが、
この平凡な人生を送った彼女の物語を知って、自分の今の人生がそれまでの激しいシチュエーションのようではないことの理由を知ったのだ。

その理由は「彼女が乗り越えてくれた」という事実。
彼女の人生があったから今の自分の人生があるのだ。それは本当に確かなことなのだ。
彼女の生い立ちも、のちに違うきっかけで知ることになるのだが、始まりはとてもつらいものだった。
何らかの理由で親が彼女だけを置いて土地から離れてしまい、彼女はある人物の元に引き取られるが、その人も彼女の面倒を見ることはできなくなり、修道院に預けることになる。
こういう始まりは、他の前世と同じだが、彼女は他の人生のように怒りに身を任せ人を呪いながら生きたのではなかった。
いろんな思いを抱えながらも、その人生を静かに強く全うしたのだと思う。同じループにはまらなかったのだ。

彼女の人生があったからこそ、今の自分の人生がある。
もちろんその前の他の人生が「もう十分だ、次に進もう」と決意させ、彼女の人生が始まったのだから、彼らの人生もまた、私に繋がっている。
そう考えると、本当に私に繋げてくれた全ての人生に感謝しかなくなるのだ。すべての人生が今のこの瞬間に繋がっている。

そして、一番大切なことは、私の今の人生も確かな「要素」として、次の誰かに繋がっていくということ。
女性は昔から子供を産めなければ価値がないとされる傾向があった。今でも子供を産めなかったり、また産むことを選択しなかった女性は自分に対して否定的な感情を持つことがある。
それは世間にどうこう言われるということよりも、自分が繋げてもらったDNAを次の世代に残すことができなかったという後悔や負い目、また悲しみの方があるのかもしれない。
そういう点で考えるのなら、子供を持つことがなかった男性にも同じ思いがあるかもしれない。

けれど、私たちが生きるということは、たとえ子供を持つことができなかったとしても、輪廻転生という宇宙の仕組みの中で、必ず誰かに繋がっていく。
だからどんな人のどんな人生も、決して無駄な人生ではないのだ。
私の弟も彼なりに沢山の人に迷惑をかけながらも、確かなものを残して人生を終えた。私もまた自分なりにもがきながら生きている。他の家族もワンコさえも。

私の来世の誰かが自分の前世を見ることになった時、この紹介した平凡な女性の人生を私が知った時のように、私の人生の一部を知って「この人はこれで結構頑張ったんだな」って思ってもらえるとうれしいなと思う。
今の私には知る由もない次の誰かに確かに繋げるためにも、
今の人生を精一杯体験したいと思う。


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by atelierkei-0520 | 2016-09-09 09:22 | スピリチュアルといわれる世界